サトウです。
先日、友人(女性)と話していたときのことです。
彼女は、仙台と東京で遠距離恋愛しているんです。
もう少し詳しく言うと・・・
お互いに東京勤務だったのですが、
彼が転勤で仙台に行き、遠距離になったという具合です。
サトウと同じぐらいの年齢で、
結婚のことを考えて不安になっていました。
彼の転勤の任期が終わったら結婚かと思いきや・・・
彼は、地元(九州)に最終的には帰りたいんだそうです。
でも、彼女は東京を離れたくない・・・
そんな悩み相談みたいな話でした。
当人たちのことなので、口を挟まない方がいいなーと
話をしばらく聞いていました。
相手のことも全然知らない部外者サトウですし。
(それに遠距離恋愛経験もないし、
そもそも経験豊富ではないので・・・)
しばらく聞いていると、ふと、気になったことがありました。
その一点だけ、質問しました。
「○○さんは、なんで、東京を離れたくないの・・・?」
答えは・・・
「東京に30年近く住んでて、今さら知らない土地には行けない」
というものでした。
「どうして?」
「やっぱり不安じゃん?」
「たとえば、何が不安なの・・・?」
この一連の質問で見えてきました。
彼女は、「漠然とした不安」を抱いていました。
それから話していくうちに、
不安を具体的に聞いて、対処方法があるのかないのか。
そもそも大した問題じゃないのか、深刻なのか。
サトウは深くまでは聞き入りませんでしたが、
彼女は自分で深く深く考えているようでした。
「漠然とした不安」ほど不安なものはありません。
漠然とした不安には、「これ!」といった解決策が無いです。
なるようになるさ、と思うことぐらいでしょうか。
(もちろん、それも有効なときもあります。)
漠然とした不安を解消するには、分解することが重要です。
具体的に、より具体的に。
具体的なものになれば、具体的な解決策が見つかります。
例えば。
知らない土地に友達がいないことが不安
→・友達を作る
・東京の友達とコンタクトを取る手段を出す
・同じ悩みがある人のコミュニティに入る
・仕事を始めて、職場の人と仲良くなる
何か新しい行動を始めようと思ったときにも。
「漠然とした不安」に襲われることがあります。
そんなときに、必要なこと。
具体的に、より具体的に。
ぜひ、実践してみてくださいね。