これだけは必ず理解しておきたいコーチングの5つのメリット

コーチングを行う場合でも、受ける場合でも。
その効果・メリットを十分に理解せず、半信半疑な状態では本来の効果を発揮することは難しいです。

では、コーチングの本来の効果とは?
具体的なメリットとはなんでしょうか?

5つのメリットを、具体的に提示していきます。
これを読み進めていくことで、
真の効果を理解し、あなたのコーチングの効果が3倍以上のものになっていきます。

コーチングとはそもそも何であったでしょうか。
私は、クライアント(コーチングを受ける側)の可能性を最大限に引き出すコミュニケーションであると考えます。

 

端的に言えば、やる気にさせて、行動に移させる。
その結果、成果が上がる、というところにコーチングのパワーがあります。

なので、普通の会社の研修では、そのパワーを信じて、
それを発揮する「手法」「スキル」の話が必然的に多くなります。

しかし、コーチング活用のために重要なのは、
「何のために?」というところをもっともっと深堀りして、
コーチの腑に落とし込むことです。

「何のためにコーチングを使うのか?」
「クライアントにどんなメリットがあるのか??」

そこを見失ってスキルに走ると、本来の達成したい事項から外れていってしまいます。

この記事では改めて、コーチングのメリットについて、
最低限押さえておきたい5つをお伝えしていきます。

他の記事紹介する、スキル・テクニック・実際の体験談と併せてお読みください。

目次

メリット1.確固たる目的、明確な目標が設定出来る

メリット2.実行可能かつチャレンジングな行動計画が作成出来る

メリット3.習慣化になり自己信頼を獲得することが出来る

メリット4.ゴールへの最速到達

メリット5.心身のストレス軽減

終わりに・・・

 

1.確固たる目的、明確な目標が設定出来る

良いコーチは、良い質問を使うことで、
クライアントの目標設定を上手く促していきます。

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質問の一例を挙げるとすれば・・・

  • ゴールは何か?
  • そのゴールの「目的」は何か?
  • そもそも、何故それを目指したいと思ったのか?
  • 具体的にどうなれば、達成したことになるのか?
  • 達成したときの自分自身はどんな気持ちでいるのか??
  • 達成した後に何をしたいのか??
  • その3年後は?5年後は??
  • その目的・目標には納得感があるか?

このような質問にクライアントが自分の頭で考えていくことで、
目標はSMARTの原則に沿ったものになるでしょう。

ダメな曖昧な目標では達成は難しくなりますが、
SMARTの原則に従った目標は、達成の見込みが上がります。

そして並行的に行う目標を取っ掛かりにした「良い質問」によって、
目標の先にある目的をしっかり見極めていくことが出来ます。

 

・・・と、ここまでが研修で聞くようなスキルのお話。

本当に大切なのは、クライアントがそれに納得感があるかどうか。

本当に自分自身が望むものなのか。
今いっときの感情ではなく、後から見直してもやはりそれに確信があるか。

気持ちいいことを言われて舞い上がっても、
冷静になって考えると気持ちが冷める、そんな経験があるでしょう。

「クライアントから答えを引き出す」なんて言われるコーチングですが、

引き出すなんておこがましい。
コーチが引き出した答えなんて、100%納得・確信出来ていない。
納得出来なければ、躓いた瞬間にブレーキがかかります。

 

引き出すのではなく、質問により、クライアントが深く深く自分自分と対話を進める。
そして、その先にある答えを見つける。

そんなイメージを持つべきです。
自身で見つけてきたものだからこそ、納得感があり、行動に繋がる。

それがコーチングの「あるべき姿」だと考えます。

 

そして、目的がおぼろげに見えてきたところで、
それを達成したときの状態をイメージすることを促します。

これをビジョンといいます。

ビジョンをリアルに想像して、良い映像を具体的に描いていきます。
将来の「いい状態」「望んでいる姿」を想像すると、どうでしょう??
ポジティブな気持ちになっていきませんか?

ビジョンをイメージすることで、目的へ向かうための原動力となります。
車を動かすガソリン。あなたにとっての燃料です。

良いコーチングで立てた目標が強固なものなのは、
目的とビジョンが納得感のある状態で立てられるからです。

そして、もちろんSMARTの原則にも沿っている。

余談ですが、コーチングをマスターすれば、
自分へこれらを問いかけていくことが出来るようにもなります。
自分で自分に実施する方法は、セルフコーチングと言われます。

コーチが皆、高い意識で物事に取り組めてるのはこれが出来ているからなんですね。

2.実行可能かつチャレンジングな行動計画が作成出来る

コーチングは、基本的には継続的に行います。
目的・目標を定めた後には、行動計画を立てるステップにいきます。

目的を定めただけでは、まだ絵に描いた餅。
餅を実際に作っていくための具体的なステップを作れるようになるのも、
コーチングの一つの大きな効果です。

ここでは、クライアントの状態にもよりますが、
達成可能かつチャレンジングな行動計画を立てることを促します。

チャレンジング

達成可能であることの重要性

特に自分自身に自信がないような状態では、達成可能であることは非常に重要です。
小さなステップを積み重ね、着実に進めるとともに、
その成功が自信を芽生えさせていきます

ちなみに。
達成可能であることは、イコール簡単なこと、ではありません。

簡単なことでも後回しにして、着手すら出来ずに、
いつのまにか期限が切れる・・・
なんて経験は、あなたもありませんか?

ここで言う達成可能であるということの意味は、

「何を」「いつ」「どこで」「どんな風に」やるかが明確に決まっていて、
それをしている状態がありありと思い浮かぶことの出来る状態です。

不安感がない、というところもポイントですね。

 

チャレンジングであることの意義

ちょっと上の目標を立てることも、コーチングの大きな役割です。
100の力を持っていたとしたら、110ぐらいの行動を促します。

背伸びした分、自分が成長出来ることになりますし、
その分成功に近づくと言えるでしょう。

少し難しいことを成し遂げるために創意工夫が生まれ、
それが自分自身の力になることをクライアントは理解していきます。
一度経験していれば、次はそれが怖くなくなり、「当たり前」に変わっていきます。
それもチャレンジの意義でしょう。

クライアントの状態によっては、200や300を目指す、
「思考の大転換」が必要になるような、チャレンジも促す場合もあります。

 

自分一人で目標を立てようとすると、
達成可能な安易な目標、あるいは、チャレンジングすぎる目標になりがちです。

コーチはクライアントの状態を見て、「適切な」計画を立てるように促し、
クライアントもちょっと頑張ればできそう!な状態になります。

このことが、行動を促す「ちょうどいい塩梅」になるんですね。

3.習慣化になり、自己信頼を獲得することが出来る

明確で強固な目標、具体的な行動計画を立てたクライアントは、
その行動計画に従って進んでいきます。

セッション内で、行動をクライアントがコミット(約束)して、
次回のセッションでその進捗について確認する、ということを重ねていきます。

自分への約束

この自分に約束することが実は大切です。
約束を守ろうという気持ちが、ゴール達成への意識を集中させます。
同様に、コーチにも約束していますので、より一層のモチベーションになります。

定期的に達成へ向けての行動を実施するため、自ずと行動が習慣になっていきます。
「実際に行動を重ねて小さな成功を積み重ねること」こそ、己を信頼する基盤となります。

 

とはいえ、何らかの事情で行動を起こせなかった/起こさなかったことも多々出てきます。

こんなときには、コンサルティングや「なぜなぜ分析」と呼ばれる手法であれば、
「何故、出来なかったのか?」にフォーカスを当てていくのが一般的です。
それが効果的なケースももちろん多く、再発防止に役に立つでしょう。

 

しかし、コーチングはそのアプローチはほとんど取りません。
原因分析で終わり、クライアントの為にならないことが多いからです。
例えば、コーチングなら次のような質問になります。

質問例:その事実からは、何が学べるか?

優先順位が思っていたより高くなかったとか、
時間の見積もりを過小にする傾向があるとか、
家にいるとどうも集中出来ないとか。

なぜなぜ?などと追わなくとも、
原因分析は、この質問の裏側を考えていけば、自然と見えてくるものです。

原因がパーソナルな部分であれば、それをすぐに変えるのは難しいです。
(交流分析という方法がありますので、詳しく知りたい方は書籍を読んでみるといいでしょう)

 

質問例:何があれば出来たか?

もっと時間があれば、とか、
○○についての知識がもっとあれば、とか、
モチベーションが湧かなかったんだよなぁ〜とか。

○○さんの力を借りるか、という気づきを得るようなケースもあります。
目標に向かっているときは、自分の力だけで成し遂げようとするケースが多いように感じます。

自分の集中すべきところ誰かに任せていいところ

この質問によって、それを切り分ける方向に進むことも多いですね。

 

・・・といった具合に、行動できなかった場合でも、
あくまで次に繋がる、建設的な振り返りになります。
自分の苦手なところも把握出来るようになるので、
同じような原因での「出来なかった」ということも減っていきます。

 

行動できたのなら自己信頼へ、
行動できなかったとしても自己把握へ。

しっかりと自分と向き合うことが
自信に変わり、次の行動への意欲が湧いてきます。

4.ゴールへの到達速度が圧倒的に早まる

自信を持てて、
具体的な行動が見えて、
行動が習慣になり、
意欲が湧いている、
そんなある意味でのトランス状態に入っていますので、
必然的にゴールへ最速で到達することができます。

さらに、コーチに行動の成功体験を共有することでさらに自己信頼が積み上がり、
プラスの「行動スパイラル」に入って行くことができます。

トランス状態

また、目的・ゴールを明確にしてあるので、
普段からの目的・ゴールに対するアンテナが立っている状態になっています。

同じ情報を受け取るとしても、受け手の状態によってその情報は1にも100にもなります。
身の回りのものが、目的に関わる大切なモノに見えてきたり、
今までなら目に留まらず見逃してしまっていたモノまで、見えてきます。

新たな発見が、より行動を促す起爆剤になります。

 

行動が上手く行き、成果をもたらせばそれを賞賛し、さらに応援していきます。

クライアントもコーチに自分の成果を話しながら、
さらに頭の中が整理されて新たな気づきを得るというメリットもあります。

コーチは「支援者」です。
あなたのビジョンに共感し、あなたを認め、褒めることで喜びを感じるのです。
コーチはあなたの話をもっともっと聞きたいのです。

ときにはコーチの持つ、知識や経験や技術や人脈といった、リソースを提供します。

あなたを応援する人が多ければ、成功する速度が上がっていくのは、言うまでもないことですよね。

 

5.心身のストレス軽減

何気に見落とされがちなのが、この「ストレス軽減」です。

相談したくても、周りの人には言いたくない、というケースがよくあります。
身近すぎると、逆に相談が出来ないんですね。

例えば、転職の話はなかなか会社の人にはできません。

家族にするとしても、
具体的なプランがなくては賛同が得られないかも・・・
妙な心配をかけたくない・・・
反対されたらどうしよう・・・
と言った理由から、一人で考え込んでしまうこともあります。

特に、話に評価が入ってしまうような相手とは、本音で話せないものです。

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コーチは、クライアントを全面的に信頼し、応援します。
会社の上司とも、友人とも違ったある意味でフラットな視点です。

クライアントとコーチの間で信頼関係を築きさえすれば、
他のしがらみの無い、思っていることを素直に安心して話し易い相手、なんですね。

安心して話すことで、ストレスの軽減になります。
応援がクライアントのモチベーションにもなります。
身近な「相談相手」がいることでの安心感は、大きなメリットと言えるでしょう。

どちらかというと、カウンセリングに近いメリットなのかもしれません。

ただ話すだけでも、気持ちがスッキリする

そういう声も多く聞かれます。

会社などの人間関係にとらわれないで、自分を見つめ直す時間になる。
話して行くうちに、気分がスッキリして物事に集中できる。

それも、コーチングのメリットのひとつですね。

終わりに・・・

コーチングのメリットを5つに絞ってお伝えしてきました。
いかがでしたでしょうか?

お気づきだと思いますが、メリットは独立したものではなく、
互いに関係しあってプラスに作用していきます。

全てのメリットが、クライアントをいい状態にして、行動し続ける効果をもたらします。
もちろん、「クライアント自身の行動」が全ての成果を作ります。

我々コーチは、少しでも行動しやすく、かつその行動を意味のあるものにすべく、
サポートをしていきます。

コーチングを受ける際には、ぜひこの5つを期待してみてくださいね。

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